こんにちは。
「代書 心に届く手紙屋さん」 一筆れいでございます。
ヨルシカの「風を食む」という曲を聴いた。
食む(はむ)という古風な表現がおもしろいなあと思って聴いていると、
「春が先 花ぐわし
桜の散りぬるを眺む
今、風を食む」
なんて美しいの。
しかもそのあとに、
「棚の心は十五円 一つだけ売れ残った
値引きのシールを張って閉店時間を待った
明日もきっと天気で 此処にも客が並んで
二割引きの心は誰が買うんだろうか」
と続く。心をスーパーの値引き商品に例えるなんて無謀と思えても、
結局は圧巻!そんな表現ができるなんて、恐るべしヨルシカ。
やられた~!って感じ。
今の消費生活をテーマにしているらしく、
TBSの「NEWS23」のエンディングとして作られたのだとか。
「売れ残り心でいい
僕にとっては美しい」
と救いもちゃんとあって、
何より澄み切った歌声が優しくて癒される。
一方、紅白にも出場したYOASOBIという2人組の音楽ユニットは
手紙を曲にする「レターソング プロジェクトwith YOASOBI」を実施。
「手紙でありがとうを伝える」企画を行い、その中から1つを選んで曲にするという。
そして、選ばれたのが「はつねさん」という小学6年生の男子。
彼が手紙でありがとうと伝えたかったのは、なんと「音楽さん」だった!
詳しくはこちら→はつねさんからの手紙 (tfm.co.jp)
偶然ラジオで知ったのだけど、書き出しが素晴らしかった。
「はじめまして!はつねです。
急なお手紙すみません!『えっだれ』みたいになりますよね
かるくじこしょうかいをさせてもらいます」
つかみはバッチリ、何しろ勢いがある。
手紙って「フリースタイルだなあ」って改めて思った。
そして、小細工せずにまっすぐがいい。私も手紙を書きたくなった。
それにしても
ヨルシカとYOASOBIって、似ているからごちゃごちゃになってしまったけど、
それってどうも私だけじゃないみたい、安心した!
写真のテーマは「食む」。みどりちゃん作の2021年版おせち「今年も最高。ありがとう!」
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