こんにちは、心に届く手紙屋さんの一筆れいです。
私にはSさんという文通相手がいる。
私が新聞社で読者投稿欄の校閲をしていた時の常連さんだった。
Sさんは、山菜とり、ふきのとみそ、わら布団など四季折々の話題と子どものころの思い出を織り交ぜてつづった文章を寄せて来ていた。
短い文章だが、その情景がいきいきと目に浮かぶようだった。
Sさんの優しさが伝わってきた。
校閲には、電話で事実確認する作業もあり、その一連で、電話で直接話す機会もある。
Sさんは奥様と二人暮らし。かつては漆器職人で、今はリタイアして、野山を散策したり、
好きな投稿や文通をしている。
色々話すうちに、心が通うようになった。
するとSさんは、新聞社に自らが山で採集した和クルミや特産の「会津みしらず柿」を送ってくれた。それで私がお礼状とお返しを贈ったりする中でご縁がつながり、
仕事を辞めた今でもご縁がつながっている。
いくつかの新聞に投稿を続けているので、
採用され掲載された記事を同封してくれたり、お手製のハガキを贈ってくれたり、
和クルミや特産の「会津みしらず柿」も毎年送ってくれる。
私もお菓子やりんご、バレンタインのチョコを送ったりする。
Sさんはキリスト者もある。地域のリーダーとして熱心に活動しているが今はコロナで
集まることができず嘆いていた。
そんなSさんの手紙には私を気遣う言葉があふれている。
そして、手紙の結びには、こう書かれている。
「お仕事がますます繁栄されますようにお祈りします。
それではくれぐれもお体を大切にお励みください。
ご夫妻の上に神様のお守りと平安と祝福がありますようにお祈り申し上げます。
お元気で。」
こんな風に祈ってもらえる私は、なんと幸せ者だろう。
「祈る」は最強なのだ。
うれしく、ありがたく、私はすぐに返事を書き、封筒の中に手持ちの切手シートを1枚入れて送った。Sさんのファンは多く、全国に文通の友がいるので、役に立つだろうから。
するとSさんからはすぐにお礼のハガキが届いた。とても喜んでいるのがわかった。
こんな幸せなやりとりが、日常を豊かに彩ってくれる。
だから文通は楽しい。
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