こんにちは、心に届く手紙屋さん　一筆れいです。

　先日我が家の庭で収穫したスグリは「フサスグリ」と言って今が旬なのだそう。そのスグリがお料理上手な友人の「魔法」によってルビー色のジャムになって帰ってきた。
私が大好きな色。昔こんな色のステンカラーコートを持ってたっけ。子供の頃、色が黒かった私に赤は似合わないと水色の服ばかりを着せられていたので、その反動で赤が大好きになったんだ。そんなことを思いだした。

7月1日は、姉の誕生日だった。特にプレゼントもカードも送り合ったりはしていないが、
電話しておめでとうを言った。コロナのことや、姉が毎日言っているラジオ体操のことなどを話した。姉とは5つ違い、性格も何もかも違う。姉は勉強が好きで成績がよかった。ノートなんかものすごくきれいで、大学では特待生、卒業式の総代だった。そんな姉は私の憧れだった。私が小学1年の時、姉は6年生。中学の時、姉は高校生。高校の時、姉は大学生、あたり前だがずっと追いつけなかった。姉は教員をして私が大学生の時に毎月生活費の仕送りもしてくれていた。それなのに私ったら遊んでばっかり、今思うと本当に申し訳ない。

そんな姉も私も、子どもたちが独立して、今はとても自由だ。互いにいろいろあったけど、今は一番幸せなんだと思う。

山形の兄からさくらんぼも届いた。やはり、赤色、宝石みたい。とても甘い。そして果肉の厚さに驚く、昔のさくらんぼとは大違いだ。

手紙と同じ、贈り物でも電話でもその人を想い、感謝の気持ちで心が温かくなる。

梅雨の季節の楽しみと言えば、アジサイである。そこかしこに咲いていて目を楽しませてくれる。アジサイは咲きながら刻々と色を変えていくから何度も楽しめる。
時折のぞく青空も清々しい。

周りを見渡せば、美しい色が広がっている。そうしたきれいなものたちに癒されながら、日々いろいろあっても自分のゴキゲンは自分でとろうと思う。

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