エッセイ

「めんごい」と「もごさい」

こんにちは、心に届く手紙屋さんです。

最近、私ってこの言葉が好きなんだと思った。
それが「めんごい」と「もごさい」。

「めんごい」は、大きくはかわいいという意味だが、単にかわいいというわけでなく、胸が痛くなるほどかわいいの意味で、主に子供や動物などに使われる。私のふるさとでは「めんごいごど~」という感じで使用するため、よりパワーアップする。
それに対して、「もごさい」はかわいそうという意味。母はよくこの言葉を使う人で、テレビで痛ましいニュースがあるとよく「もごさいごど」と言っていた。分析してみると、私はこの二つの言葉を使う時の心持ちが好きなのだ。奥底に小さなもの、弱いものに対する「愛おしさ」を感じられるからだ。

そして、小さなもの、愛らしいものが好きで、「めんごいもの」に目がなく、みつけると買わずにいられない。先日もたまたま入った老舗の和菓子屋さんで「パンダ」をみつけた。場所は上野寺町だから、パンダの誕生のお祝いに販売開始したのだろう。
それにしてもなんという愛らしさ、まさに「めんごい」のてっぺん!2個で900円と少々お高くはあるのだが、せっかくの出会いを逃してはいけないと迷わず購入した。
 だが、購入したものの、今度はあまりのかわいさゆえ、食べるのが「もごさい」。

「パンダを模った、柚子入り白漉し餡の桃山生地のお饅頭。一口食べると、柚子の香りがお口の中に広がります」と説明書きにあったが、どこから食べてよいか迷ってしまう。
しかし、「人はほかの生き物のいのちをいただいて生きているのだから、ありがたく感謝していただかなければ」。賞味期限も迫る。

私はいま、「めんごい」と「もごさい」の間で逡巡している。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

手紙、ビジネス文書 執筆代行承ります! 

「代書 心に届く手紙屋さん」 
 
▼ホームページはこちら 
tegamiyasan.net
 
▼ブログはこちら 
tegamiyasan.net/blog
 
▼メールアドレス 
kokoronitodoku@tegamiyasan.net 
 
▼LINE lin.ee/zPbDhzJ 
 
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

一筆れいのプロフィール

心に届く手紙屋さん
新聞社、企画会社等を経て、フリーランスのコピーライターとして25年のキャリアがあります。
紙媒体、テレビ、webとフィールドは広く、行政から企業、団体、個人まで、あらゆるジャンルの広告、広報に現在も携わっています。
中でもインタビューを得意とし、年間100件以上のインタビューを行っています。
コピーライティング、インタビュー、編集、ネーミング、プランニング、印刷物のプロデュース、イベントの立案、
コピーライティング講座講師、コーディネーター、編集者、校閲、校正など幅広い業務で実績があります。宮城県仙台市を中心に活動中。
趣味/読書、映画、アート、音楽、旅、ドライブ、カフェ巡り、散歩
みずがめ座2月14日生まれ、血液型O型。
メールアドレス:kokoronitodoku@tegamiyasan.net 

Comments

コメントはまだありません。

FacebookでシェアTwitterでシェア