こんにちは、心に届く手紙屋さんです。
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13日例年、お墓参りをする日だったが、今年はコロナの7波に加えて、豪雨災害もあり、実家に行くのは遠慮し、家で過ごしている。
私が子供の頃は、お盆になると東京などから叔母たちが子供たちを連れてきて、にぎやかだった。仏壇は、なすの馬やほおずきなどを下げた「お盆仕様」となり、何台もおかれたお盆用の走馬灯が光を放ち、幻想的だった。女たちはお昼ごろからお煮しめやお供えをつくる。早めに夕飯を済ませ、浴衣をきて、子供たちも提灯を持たされて、親戚一同お墓参りに出かけるのだ。
近所の人たちとすれ違う時は「いいお盆だごと~」と言い合いながら、笑顔で挨拶する。お墓も一つだけではなく、おそろらく先祖だろうという、もはや墓碑銘もわからずような石や、お地蔵様、無縁仏様にもお参りする。家に戻る頃は、火も暮れているが、そうすると藁で迎え火を焚くのだ。その後は、親戚が次々とやってきて「お盆礼」となるのだが、その間、当主は同じように親戚に「お盆礼」に回るのだ。その都度お酒を勧められるのだから、かえってくる頃にはへべれけになる。その間、私たちは花火をしたり、食べてり飲んだりして過ごす。それがお盆の過ごし方だった。
私の家は「本家」だったから、いつも東京の叔母たちが従妹を連れて10日間も過ごしていった。それが月日とともに、訪れる親戚も少なくなり、寂しいものである。思い出すお盆の風景には、天国に旅立った祖父母、両親、叔母たちの元気な姿がある。
お墓参りはできなくても、大切な人たちとの思い出を振り返るのも、供養になるのだろうと思う。
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