こんにちは。心に届く手紙屋さんです。
2022年12月8日~2023年2月26日、六本木ヒルズ53階東京シティビューで、デビュー50周年を迎えた松任谷由実(ユーミン)の魅力を体感する展覧会「YUMIN MUSEUM」が開催された。私は、最終日の前日、ぎりぎりセーフで観ることができた。
1972年に「返事はいらない」でデビュー、ラジオからユーミンの歌声が流れた時は、まさに衝撃だった。その声は誰にも似ていなかった。そ歌詞もメロディーも独特で、いなかに住んでいた私にとってとても都会的に感じるものだった。それ以来、ずっとユーミンを聴き続けている。ライブもほぼ欠かさず毎年出かけている。
ユーミンは50年活動、39枚のオリジナルアルバムを創り、公演数2000回を超える。
会場には、ユーミンの50年の軌跡ともいえるモノたちが多数展示されていた。中でも私が興味をひかれたのは、ユーミンの実家の部屋に置かれていたモノたちや、実際の部屋の写真や若かりし日に読んだであろう本が収められた本棚など。
よく知っている曲の自筆の歌詞もたくさん展示されていたが、その迷いのない、しっかりした筆跡とともに、その珠玉の言葉たちにあらためて圧倒された。
私は、ファンクラブには入ったことがない。ユーミンについて誰かと語り合ったりすることにも興味がないのだ。私にとってユーミンの曲は、青春そのものであり、むしろユーミンの曲に導かれて、人生を歩いてきた気さえする。
それだけにユーミンをほかの誰かと共有するのが苦手である。
会場内ではスマホのアプリを通して、ユーミン声で展示物の説明をしてくれるのだが、
それが自分だけにユーミンが話掛けてくれるみたいだった。家に帰ってからじっくり聴こうと思ったら、会場内限定だった。よく考えたら当然だよね。
ユーミンの50年の軌跡を観ていたら、ユーミンの想いがこれまで以上に伝わった気がして、最近のアルバム「宇宙図書館」「深海の街」に託したユーミンの想いへの理解度も格段に高まった。
ユーミンは50年を過ぎても歌い続けてくれている。ステージに立ち続けている。
私たちのために。ユーミンほんとうにありがとう!改めて感謝した。
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