こんにちは。
「代書　心に届く手紙屋さん」　一筆れいでございます。
 
仕事でメールのやりとりをすることが多いが、
その際も手紙同様、時候の挨拶から始める。
 
たとえば、こんな感じ。
「●●様
寒さの中にも、春の兆しが感じられるようになりました。
花だよりが待ち遠しいですね。
さて、いつも大変お世話になりまして
ありがとうございます。」
といった感じ。

すると、
「こちらは風が強く、雪もちらついていて寒いです。
早く暖かくなるといいですね!」
といった返信をいただき、心温まる思いがする。
 
一方で、スルーされてしまうことも多く、
とてもザンネンに思う。
 
要件のみのメールのなんと味気ないことか。
せっかく人間関係が深まるチャンスを自ら逸していると言える。

昔から天気の話題は、コミュニケーションの第一歩だ。
 
「お天気がいいですね?」「ほんとうに!」
これだけでたちまち「共感」が成立する。
 
要件のみのメールのなんと味気ないことか。
 
顔を合わせないメールや手紙だからこそ、
天気の話題は、人間関係の一種の潤滑油の働きをしてくれる。
 
「木戸に立てかけせし、衣食住 (きどにたてかけせしいしょくじゅう)」
という言葉がある。
き:気候、季節
ど:道楽(趣味)
に:ニュース
た:旅
て:テレビ
か:家庭
け:健康
せ:世間
し:仕事
そして「衣食住」
 
初対面でもこの話題をふればなんとかなると言われている。
その中でもトップが、天気のことである。

天気のことを話題にすれば、つかみはOK!
あとはどうにかなる。

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