こんにちは、心に届く手紙屋さんです。
私が子供の頃は、ずっと家で猫を飼っていた。というのも昔から私の実家の地区は
犬を飼ってはいけないと言われていたから。
結婚してからは、夫の父が「たましろ号」という白い秋田犬を飼っていたので「犬派」になった。たましろ号がなくなった後、しばらくたってから、ゴールデンレトリーバーの「ジェシー」と暮らすようになった。
ジェシーは、金色の毛並みが優雅で、従順。優しい犬だった。キャンプに一緒にいったり、よく出かけが、常に家族思いで、吠えることもなかった。泳ぎも上手で、海水浴にいって一緒に泳ぐと、注目を集めるので、私まで見られるようで困った。おとなしいライオンと暮らすとこんな感じかなと思った。
そんなジェシーが病気になり、家族に見守られながら10歳で天国に旅立った。悲しくて、悲しくて、もう犬と暮らすのは無理と思った。
でも、夫が「どうしてもと預けられたんだよ」みたいな言い訳(自分がどうしてもほしくなったからだと思うが)をして、最初はダメといったのだが、「試しに」と押し切られるうたに、あまりのかわいらしさに手放せなくなった。
ダルメシアンは、最初から白×黒の斑点ではないのだ。最初は真っ白。それが徐々にブチになるのだ。
みると名付けて、14年間一緒に暮らしたが、本当に楽しい毎日だった。散歩にいけばみんなの注目を集めて、声を掛けられた。「101匹わんちゃん大行進」という本があるが、俊敏で走らせたら早い、好奇心も強く、いたずらっこ。これじゃ事件も起こるはずと思った。
だから毎日退屈知らず。私は毎日、みるを眺めて、私だけこんなにきれいな生き物を独り占めしていいのだろうかと思った。
東日本大震災の時はみるは家に一人でいたため、どんなにか心細かったか。そのあとすっかり臆病になり、知らない人をほ見るとほえるよえになり、咬もうするので抑えるのが大変だった。
でも家族思いで、私たちの心の支えだった。
みるは、2020年の1月、新型コロナウィルスによるパンデミックが本格化する直前に
14歳で天に召されたから、2年半も経つのだが、今も悲しみは癒えることはない。
体温の温かさ、ビロードみたいな手触り、濡れた目、そして白黒の美しい斑点、
私はあんなにも美しい生き物をこれから先に目にすることはないと思う。
7月5日は、愛犬みるの誕生日だったので、お墓参りをした。
家の近くの山手にあるのだが、閑静で緑が豊か、眺望がよく、心が落ち着く場所。
いずれ私たちもここで眠りたいと思っている。
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