エッセイ ( 5 )

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緑燃ゆ五月
こんにちは、心に届く手紙屋さんです。 私は山に囲まれた盆地で育ったから、周りの景色は緑ばかりだった。「木々の緑なんてどれも一緒、たまには緑じゃない色も見たいよ」などと、今思えば贅沢なことばかり考えて暮らしていた。 そんな...
「めんごい」と「もごさい」
こんにちは、心に届く手紙屋さんです。 最近、私ってこの言葉が好きなんだと思った。それが「めんごい」と「もごさい」。 「めんごい」は、大きくはかわいいという意味だが、単にかわいいというわけでなく、胸が痛くなるほどかわいいの...
桜と死と
こんにちは、心に届く手紙屋さんです。 葉のない枯れ枝のような木々の中に突然、白やピンクのこんもりとした霞がそこかしこに。ここも桜、あそこも桜、この季節、日本は桜の国だとつくづく思う。 今年も私は、家の近くにある公園の桜で...
「ずんだ」と「じんだん」
こんにちは、心に届く手紙屋さんです。先日、久々に源吾茶屋さんに行き、「3種の餅セット」をいただいた。私が選んだのは、納豆とごまとずんだの3種。この日だけは罪悪感を開放し、お餅を堪能した。おいしかった! さて、右端の「ずん...
春を待つ
こんにちは、心に届く手紙屋さんです。春彼岸、東京では桜が開花を待ち兼ねているという。こちらも確かに春の気配はあるのだが、三寒四温、まだ寒い。 先日、蔵王のふもとの遠刈田に出かけた。人影はまばらだが、だいぶ雪も少なくなって...
ほんとうの幸いとは?
こんにちは、心に届く手紙屋さんです。コロナ禍に加わり、ロシアのウクライナ侵攻と予想もつかなかったことが起きている。 今はリアルタイムで情報が入ってくるだけに、破壊される街、泣き叫ぶ人、避難する家族を見守る父親、疲れ切った...
3月3日、母の愛を思う日
こんにちは、心に届く手紙屋さんです。今日は、桃の節句、ひなまつり。 今年は何年かぶりに、雛壇を飾った。娘が生まれた時のお祝いに、私の母が買ってくれたのだった。お雛様も心なしか喜んでいるよう。あれから何年も過ぎて、娘は独立...
極寒の高田松原で
こんにちは、心に届く手紙屋さんです。先日、テレビで昨年12月、岩手県陸前高田市に「高田松原津波復興祈念公園(防災メモリアル公園)」が完成したことを知った。 「奇跡の一本杉」がある場所だ。道の駅や津波の伝承館とも一体となっ...
こんにちは、心に届く手紙屋さんです。今日は節分。節を分けるの文字通り、「季節を分ける」を意味している。節分は、立春の前の日を指すのだという。 改めて調べてみると、旧暦 (太陽暦)では、 1年の太陽の黄道上の動きを24等分...
心の火を燃やし続ける
こんにちは、心に届く手紙屋さんです。 厳しい寒さが続くなか、14日には、宮城の風物詩「どんと祭」が各地の神社で行われた。神社の境内などで正月飾りやお守り等を焼き、その御神火にあたることで1年の無病息災・家内安全を祈願する...